ドローン検定協会が行っている無人航空従事者検定、通称ドローン検定。
1級から4級までありそれぞれ難易度が変わっています。
今回は始めての検定ではドローン検定3級を目指すべき理由を解説します。
ドローン検定の取得者数
まずドローン検定の取得者数を級別に見ていきます。
1級 | 2,254人 |
---|---|
2級 | 4,108人 |
3級 | 14,304人 |
4級 | 764人 |
見ての通り3級の取得者数がダントツで多いです。
初めて取る人はとりあえず3級を目指すからですね。
ドローン検定1級と2級はそれぞれ一つ下の級を取っていないと受験することができません!
そのため初めての検定であれば、4級を目指さず3級に挑戦しましょう。
ドローン検定4級と3級の取得難易度を比較
次はドローン検定4級と3級の取得難易度を比較してみます。
まずドローン検定は筆記のみの試験なので、難易度自体が他のドローンの資格検定に比べると低めです。
ドローン検定の試験は4択問題が50問出題されます。
1問2点で80点以上で合格となります。
そのため4級でも3級でも難易度はほぼ変わりません。
それぞれの級で出題される試験の出題範囲はこんな感じです。
基礎知識 | 用語,動作,単位 |
物理学 | ナシ |
工学 | 航空工学 |
気象学 | 気象学基礎 |
専門知識 | 機体構造,姿勢制御,バッテリー,送信機,責任・保険,飛行計画 |
法令 | 無人航空機関係,電波関連 |
基礎知識 | 用語,動作,単位 |
物理学 | 力学 |
工学 | 航空工学 |
気象学 | 気象学基礎 |
専門知識 | 機体構造,姿勢制御,バッテリー,送信機,責任・保険,飛行計画 |
法令 | 無人航空機関係,電波関連 |
みて分かる通り出題範囲に力学が加わるかどうかだけの違いです。
出題範囲がそれだけの違いなのにわざわざ低い級の4級を受ける必要はありません。
また、ドローン検定ホームページの合格者数を見てみると、合格倍率は1.24倍ほどでかなりの確率で合格することができる試験難易度になっています。
ドローン検定を始めて受けるなら3級を目指すべき
ここまで読んでいただいた人は分かったと思いますが、ドローン検定を始めて受ける人でわざわざ4級を受けるメリットはほぼありません。
どうせ取るなら一つ上の3級を目指して頑張りましょう。
試験の内容や勉強方法、過去問などはこちらの記事にまとめてあります!